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  1. 面接で印象アップ!ネガティブな退職理由の上手な伝え方

面接で印象アップ!ネガティブな退職理由の上手な伝え方

JOBSHIL編集部
男性と対面して座る困った顔をした女性
この記事のポイント
  • 定番の退職理由をチェックしよう
  • 嘘やネガティブな理由(愚痴含む)はNG
  • ネガティブなことは言い換えたり、ポジティブなことで挟んで話そう

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目次

登場人物紹介

キャリアアドバイザー(転職ナコウド)
キャリアアドバイザー(転職ナコウド)
転職サイト「ジョブセンスリンク」のキャリアアドバイザー。優しく、時に厳しく、丁寧なアドバイスで求職者さんをサポート。
求職者さん
求職者さん
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「休日が少なくて体力的に辛い」
「お給料が安くて好きなものが買えない」
「忙しすぎて子育てが満足にできない」

そんな、満たせない思いや希望があるからこそ、人は会社を退職します。

面接で聞かれることの多い「退職理由」ですが、そのまま答えてしまうと印象が悪くなってしまうものがあるんです!
しかし、どう伝えるのが正解なのかと言われると、よくわからないですよね。

今回は、「退職理由についての注意点」「よくある退職理由」を中心に、言い換え方のポイントや回答例9選を紹介します。

退職理由を答えるときの注意点

退職理由は、どちらかといえばネガティブな理由の方が多いと思います。
先程、嘘はNGといいましたが、ネガティブな理由をそのまま伝えてしまうのもNGです。
退職理由を答える時は、以下の内容に注意しましょう。

 
退職理由回答の注意点
  • 前職の悪口を言っていないか
  • 他責(他人や会社のせい)にしていないか
  • 応募している企業で改善できる理由であるか

「社長がワンマンでついていけなかった」
「給料が安かった」
「パワハラが酷かった」

人それぞれに理由はあると思いますが、こういった理由はそのまま伝えると「不満ばかりいう人」というイメージを与えかねません。

また、1日の勤務時間が長いお仕事で、拘束時間の長さを理由にしてしまうなど、その企業でも状況が改善されない可能性があるものは避けましょう。
そういった場合は、ポジティブに言い換えたり、 その他にも理由があれば、別の理由を話したほうがいいでしょう。

定番退職理由の回答例

退職理由には、大きく分けて2種類あります。
そのまま伝えて大丈夫なものと、伝え方に注意が必要なもの

今回は、伝え方に注意してほしい退職理由を中心に、回答例や、回答の際のポイントを解説します。

 
解説順
  1. 退職理由の分類
  2. 求職者さんの具体的なエピソード
  3. ナコウドさんのアドバイス
  4. 回答例

以上の順番で解説していきますので、1つずつ確認していきましょう。

事例① 社風が合わない

責任を押し付け合う社風が嫌で辞めました。責任をうまく逃れている人が出世していくことも納得いきませんでした。
それは納得行かないですね…。
この場合は、 「責任逃れが許せない」→「責任を持って仕事がしたい」と言い換えられます。
また、新しい環境に挑戦したいと伝えることもできそうですね。
 
回答例

退職理由は、責任をもって仕事をし、評価されたいと考えたからです。

前の職場は、失敗を嫌う傾向にあり、失敗するくらいなら挑戦しないという空気が蔓延していました。
責任のたらい回しで取引先を待たせてしまうことが多々あったため、自分一人で解決できる業務フローに変更してほしいと、改善案を提出しましたが、受け入れてもらえませんでした。

また、業務成績などが関係なく、上司からの印象のみで評価が決まる点も、納得できませんでした。
自分の仕事に責任を持って取り組み、その結果が評価される企業で働きたいと思い退職を決意しました。

どうしてもネガティブなことになってしまうのであれば、回答例のように、ポジティブな退職理由で、ネガティブなエピソードを挟むようにしましょう。ナコウドさん直伝の「ポジティブサンドイッチ」です。

事例② 人間関係がよくない

私が働いていた部署は、配属された当時から愚痴と悪口の多いところでした。仕事に支障が出るほど人間関係がギクシャクしていてたので、部署異動を希望しましたがダメでした。
それは、気が滅入りますね。私も、仲間と楽しく働ける環境が理想的だと思います。
たとえば「悪口や愚痴が嫌だった」という部分を「もっと周りと協力して仕事がしたい」と伝えてみてはいかがでしょうか?
さらに、新しい環境で心機一転頑張りたいと付け加えてみてもいいですね。
 
回答例

退職理由は、もっとチームワークを大切にして働きたいと考えたからです。

前職で働いていた部署は、先輩グループからの悪口が多く、特に新人は、怖くてトラブルが発生している報告ができず、問題が大きくなってから発覚することが多々ありました。
私は、総務と連携して対策を講じましたが、改善は難しく、今のところ部署異動も難しいということでした。

だれしも得意不得意がありますが、それを補えるのがチームだと思っています。 私は、もっと周りとコミュニケーションを取りながら仕事ができる職場で心機一転頑張りたいと思い、退職を決意しました。

こちらもポジティブサンドイッチが使われていますね。どうしてもネガティブなことを入れざるをえないときは、試してみましょう!

事例③ 残業が多い/休日が少ない

仕事量が多い上に、人は少なかったので、残業も多かったです。業務改善を提案しても理解してもらえず、残業は減りませんでした。もう身体が持ちません…。
それは大変でしたね。
この場合は、1人の仕事量が多かったこと、業務改善を受け入れてもらえなかったこと伝えることが大切です。
また、残業という言葉をあえて使わず、他の表現で和らげると、刺々しさが抜けますのでおすすめです。
 
回答例

前職の退職理由は、1人の仕事量が多く、終電過ぎまで残ることが日常化していたためです。
このままでは体調を崩してしまうと思い、自分でできる部分の業務改善を行なうとともに、全体的な業務フローの改善を会社に提案しましたが、受け入れてもらえませんでした。
この働き方では、年令を重ねるにつれ働くのが難しくなると思い、退職を決意いたしました。

保育園のお迎えができないなど、やむを得ない家庭の事情の場合は、そのまま伝えて大丈夫です。

事例④ 体調を崩した

遅くまで仕事を頑張っていたら、過労で倒れてドクターストップがかかりました。
病気が理由の場合は、現在は治っているのであれば、そのまま伝えてしまって大丈夫です。
体調不良の原因を伝えるときに、他責になってしまわないように気をつけましょうね。
 
回答例

前職では、夜遅くまで頑張りすぎてしまい、過労で体調を崩し、退職しました。
退職後は医師の指導のもと、体調改善に専念しておりましたが、先日、フルタイムでも問題なく働けると医師から了承がでたため、応募させていただきました。

残業がひどいとあえて言わず、他人の責任にしていないことがポイントです。言い方一つでも印象は大きく変わります。

事例⑤ 給料に満足できなかった

がんばっても給料が上がらないし、業績がよくてもボーナスもありませんでした。もっとお金を稼ぎたいと思って辞めました。
お給料は大事な問題ですよね。
一般的に経験や専門知識、責任などが増えるとお給料は上がります。
ただ「給料に満足できない」と伝えるとただのわがままになってしまいますから、「成果を出したけど、満足のいく評価(お給料に反映)をしてもらえなかった」と伝えてみましょう。
 
回答例

退職理由は仕事での成果を正確に評価してもらいたいと思ったからです。結婚を控え、収入とキャリアをアップさせるために、今まで以上に仕事に打ち込んでいたのですが、現マニュアル問題点の改善や、新規顧客開拓のための施策などを行い、前年を上回る結果を出しても、評価していただけなかったため、退職を決意しました。

基本的に、お給料関係の退職理由はよっぽどの理由がない限りは避けたほうがいいでしょう。
もちろん、あまりにも不当な給与設定であった場合は、その限りではありませんが、伝え方が難しく、誤解されやすいリスキーな退職理由であることは理解しておきましょう。

事例⑥ 家の近くで働きたい

いい会社ではあったのですが、家から片道1時間半の通勤が難しかったので、辞めました。
1日3時間は、たしかにもったいないですね。
家の近くで働きたいという場合は、通勤時間分の時間をどう過ごすかがポイントです。
「その分、仕事がしたい」「資格をとるために勉強時間する」など、空いた時間を仕事にどう活かせるかを伝えましょう。
 
回答例

通勤に時間がかかり、資格取得の勉強をすると睡眠時間が足りなかったためです。
昨年から勉強を始めたのですが、通勤電車では落ち着いて勉強ができませんし、帰宅後に行なうと、十分な睡眠が取れないという問題がありました。
前職で往復3時間かかっていた通勤を短縮し、その時間を仕事に活かすための資格取得に使いたいと考え退職いたしました。

事例⑦ 転勤が多い

全国転勤で転居を伴う転勤が多かったんです。妻と2人ならいいのですが、子どももできたので、頻繁に引っ越しするのは避けたいと思い辞めました。
受ける企業が転勤の可能性が少なく、転職したくない理由が自分勝手な理由でなければ、そのまま伝えてしまって大丈夫です。 例えば、結婚や子ども、親の介護といった家庭環境の変化があった場合は、自分のわがままではなく家族のためと理解されやすいでしょう。
 
回答例

退職理由は、家庭の事情で転勤することが難しくなったためです。入社当時から全国転勤あり、キャリアアップとともに何度か転勤を経験してきました。この度、4年ぶりに遠方への転勤の打診がありました。
しかし、子どもが来年から学校にはいることや、両親が高齢になってきたことから、今後は転居は避けたいと考えるようになったため、退職を決意しました。

1点注意したいのが、転勤=左遷というイメージを与えないことです。例のように転勤=キャリアアップという説明をするなど、悪いイメージを持たれないよう気をつけましょう。

事例⑧ 土日休みがいい

家族や友達は土日休みの人が多いので、休みの日はいつも一人なのが辛かったんです。土日に休めるお仕事がしたいと思い辞めました。
この理由は説明が不足すると、ただのワガママに思われてしまう可能性が高く、注意が必要です。
長く働きたいなど、土日に休むことで、会社や自分にどんなメリットがあるのかを伝えることが大切です。
 
回答例

私は1社に長く勤めたいと思っています。 前職はシフト制だったため、休みが不規則でした。 現在は体力もあり仕事も問題なくこなせていますが、年齢を重ねるにつれて、不規則な生活で体調を崩す可能性があると考えました。 生活リズムの安定した土日休みのお仕事で、長く仕事を続けていきたいと思い、退職を決意いたしました。

お子さんの面倒を見なければいけないといった理由なら、そのまま伝えて大丈夫です。

事例⑨ 結婚のため

パートナーの転勤を機に結婚することになりました。 パートナーについていくことになったため、退職する必要がでました。新しい家の周辺で職場を探しています。
転勤による転職は仕方がないことです。面接官もわかっています。しかし転勤したので転職しました。ではなく、前職の仕事には非常にやりがいを感じていました。 以前のキャリアを活かせる仕事に就き、頑張りたいと考えています。と前向きに伝えましょう。
 
回答例

退職理由は結婚し、引っ越したためです。引っ越すにあたり、前職をやめる必要がありました。前職では営業をしていました。 仕事はとても楽しく、充実していました。以前のキャリアを活かせる仕事に就きたい、と思い応募させていただきました。

結婚による転職も仕方のないことです。面接官は悪い印象はもたないでしょう。

暗記はNG!自分の言葉で伝えよう

この記事で紹介したのは、あくまで回答の1例です。
退職理由は人それぞれですから、あなたの経験に沿った内容を、伝えるようにしましょう。

暗記をすればスラスラ読むことはできるかもしれません。でも、いちばん重要なのは話の中身ですよ。伝えるべきポイントをおさえて、あなたの言葉で話しましょう。

まとめ:嘘と他責はダメ!言い換えが大事

いかがでしたか?面接での退職理由をしっかり伝えられそうでしょうか。
面接官はたくさんの退職理由を聞いていますから、嘘を言っても見抜かれてしまいますし、もしエピソードに突っ込まれたりしたら困りますよね。

他人のせいにしない、嘘はつかない。この2つを忘れず、あなたの退職理由をしっかり伝えましょう。

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