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会社を退職したいあなたが退職日までに行うべき5つのこと

JOBSHIL編集部
会社退職までにやることが多くて焦っている男性
この記事のポイント
  • 自分の現状と会社の規則・制度を知って、ベストな退職時期を見極めよう
  • 退職は公式発表があるまでは、内密に動く
  • 引き継ぎだけでなく、退職後の手続きについても事前に準備をしておこう

目次

登場人物紹介

キャリアアドバイザー(転職ナコウド)
キャリアアドバイザー(転職ナコウド)
転職サイト「転職ナビ」のキャリアアドバイザー。優しく、時に厳しく、丁寧なアドバイスで求職者さんをサポート。
求職者さん
求職者さん
初めての転職で不安いっぱい。優柔不断で、引っ込み思案なのを気にしている。アドバイスを基に、転職成功をめざす!

長い人生の中でも、「退職」という機会は数えるほどしかありません。

経験が少ない割には、細かい手続きや気を使う部分が多いので、「何か不手際があったら…」と不安に思う方も多いのではないでしょうか?

「どのくらい前に伝えたらいいんだろう…?」
「誰にどうやって伝えたら円満退職できる?」
「退職願って最初に渡したほうがいいの?」

せっかく今まで頑張って働いてきたのですから、最後の最後で失敗はしたくないですよね。

そこで今回は、スムーズに退職するための準備や、退職の伝え方、退職までにすべきことをまとめました!

最後までトラブルなく退職できるよう、この記事を読んで退職に向けて動き出しましょう。

退職を考え始めたらすること

「仕事をやめたい」と思ったら、すぐに会社に伝えるのではなく、まずは状況の整理と確認を行いましょう。
具体的には、自分の心の整理、そして会社の規則と現状の確認です。

退職に向けて心の整理

まず、なぜ退職したいのかを自分の中で整理しましょう。

 
退職理由の例
  • やりたいことが見つかった
  • 家庭の都合
  • 職場環境が良くない
  • ハラスメントにあっている
  • 労働条件が採用時と違う
  • 成績が上がらない
  • 今の仕事が嫌

ここでもう一度、理由となっている部分に改善の余地がないかを検討することも大切です。
ストレスチェックなどでは、転職は良くも悪くも多大なストレスがかかるとされていますので、部署異動などで状況に改善が見込まれるのであれば、辞めないという選択肢もあります。

ただ、セクハラ・パワハラなどのハラスメント、度重なる残業などで、心身ともに限界が近いのであれば、早めに退職を決めることも勇気です。

自分の心身と相談して、退職すべきか否かを、もう1度検討してみましょう。

会社の規則と状況の確認

退職といっても、雇用形態や会社によって法律・規則・手続きが違います。
退職を考え始めたら、まずは、以下の事項を確認しましょう。

 
退職を考えたら確認すべきこと
  • 雇用期間の定めがあるかないか
  • 就業規則の退職に関する規則
  • 退職を伝えるべき上司は誰か
  • 会社の繁忙期はいつか
  • ボーナスの時期はいつか
  • 有給はどのくらい残っているか

一つずつ、詳しく見てみましょう。

雇用期間の定めがあるかないか

雇用期間が定められているかによって、適応される法律が変わってきます。

雇用期間の定めがない正社員の方は、法律上、2週間前に退職の意思を伝えれば、会社の同意なく辞めることができます。
しかし、雇用期間に定めがある契約社員などが、契約期間途中で退職する場合は、やむを得ない事情(病気・家族の介護・ハラスメントなど)がある場合に限られるとされています。
やむを得ない事情については明確には決まっていないため、どんな理由にしろ、会社の同意が得られるかが重要ですね。

しかし、2週間前にやめられるからと言って、本当に2週間前に伝えてしまうのはトラブルのもとです。
円満退職を目指すのであれば、就業規則に則って退職の手続きを進めましょう。

就業規則の退職に関する規則

就業規則とは会社の決まり事をまとめたものです。
すべての会社に存在するわけではありませんが、ある場合は目を通しておきましょう。

特に、「退職日の1ヶ月前までに告知し」といった告知期間の記述については、しっかり確認したいですね。

退職を伝えるべき上司は誰か

退職を決めたら、会社の人にそれを伝える必要があります。
ここで大切なのが、誰に伝えるかです。

基本は、直属の上司に伝えるのがベストですから、最初に退職を伝えるべき直属の上司がだれなのかを確認しておきましょう。

仕事の繁忙期はいつか

誰に伝えるかの次は、いつ退職するかです。
まだ期間に余裕があるのであれば、なるべく忙しい時期は避けましょう。

たとえば、引っ越し業界は3〜4月、不動産は1〜3月が忙しいと言われています。
また、アミューズメント施設は7〜8月をはじめとする長期休暇の時期が忙しいとされています。

こういった繁忙期に退職者が出ると、同僚や会社の負担が大きくなり、円満な退社が難しくなる可能性がありますので、注意しましょう。

ボーナスの時期はいつか

ボーナスは、査定期間中の評価で決まることが多いようです。
その期間に頑張って働いたのに、ボーナスを貰わずにやめてしまうのはもったいないですよね。

ボーナスの時期を過ぎてから退職の意思を伝え、1ヶ月以上の引き継ぎ期間をおいて退職できると理想ですね。

ただし、タイミングが合わない場合は、諦めも肝心です。
希望の会社に入社することが一番大事ですから、そこは忘れないようにしましょう。

有給はどのくらい残っているか?

退職の際に残っている有給を使いたい方は、有給の日数を必ずチェックしておきましょう。
引き継ぎの期間が、有給分少なくなるということですから、有給の残日数が多い場合は、退職の告知を少し早めにできるといいですね。

これらの情報は、退職のスケジューリングの際に必要になってきます。
自身の退職をスムーズかつ損なく進めるためにも、事前の準備はしっかりしておきましょう!

退職を決めたらやること

退職前のチェックが終わり、実際に退職を決意したら、以下の4つについて注意しましょう。

 
退職決意後に注意・確認したいこと
  • 就業規則で退職についての項目を確認
  • 今後の転職活動をどう進めるか考えておく
  • 退職後の手続きや必要書類について事前に調べておく
  • 上司以外の人にはなるべく黙っておく

①就業規則を詳しく確認

就業規則には、退職に関する事項がいくつか掲載されています。
以下に関する記述がないか、細かい部分まで確認しましょう。

 
就業規則で確認すべきポイント
  • 退職金についての記述
  • 告知期間はどのくらいか
  • どんな書類を提出すればいいのか
上記以外でも、退職に関する記述があれば、チェック必須ですよ!

②今後の転職活動の進め方を考える

仕事を辞めるからには、新しい仕事を探さなくてはいけません。
これから転職先を探そうと考えている方にまず考えていただきたいのが、新しい仕事を働きながら探すか、辞めてから探すかという方向性です。

働きながら探すのであれば、伝える前の期間から、少しずつ引き継ぎ資料を用意したりといった準備を始めましょう。
もちろん、おおっぴらに準備してしまうと、上司に話す前に周囲に気づかれる可能性がありますので、内密に進めます。

③退職後に必要な手続き・書類を調べておく

退職後には、保険や年金など、面倒な手続きが待ち構えています。
「準備は退職後でいいや」と退職日までほったらかしにしていると、退職後に必要な書類がなく慌てて会社に電話する、なんてことにもなりかねません。

退職後の手続きを事前に調べて、いざという時に慌てないように準備しておきましょう。

 
退職後の手続き
  • 年金
  • 健康保険
  • 失業保険

年金

国民年金か厚生年金被扶養者のどちらかで申請を行います。

  申請場所 申請期限
国民年金 市区町村役場 14日以内
厚生年金被扶養者 扶養者の勤務先 退職後すぐに

健康保険

健康保険は、国民健康保険に切り替えるか、退職前の企業で入っていた健康保険の任意継続、または家族の健康保険に被扶養者として入るかを選択します。

  申請場所 申請期限
国民健康保険 市区町村役場 14日以内
健康保険任意継続 各健康保険組合 20日以内
健康保険被扶養者 扶養者の勤務先 退職後すぐに

失業保険

失業保険は、ハローワークに離職票などの必要書類を持って行き、申請をします。
詳しくはハローワークのサイトをご確認ください。

ちなみに、退職日と新しい会社の入社日が1日もあかない場合は、年金と健康保険の申請は必要ありません。新しい会社に必要書類を提出すればOKですよ。
1日以上期間があく場合は、先に説明した申請が必要です。

④周囲には黙っておく

退職の意思を伝えた上司や人事担当者以外には、人事からの正式発表があるまで、話を広げないようにしましょう。

退職をするのは労働者の権利ですが、退職はあなた一人だけの問題ではありません。
周りへの配慮も忘れずに行動したいですね。

退職の意思を伝えること

退職を決めて、いざ退職の準備が整ったら、上司に伝えないといけません。
円満に退社するためには、伝え方も重要です。

 
伝え方のポイント
  • 個室で、直属の上司に、口頭で伝える
  • 退職理由は個人的な理由がベスト
  • 上司と相談し、退職日を決定する
  • 提出書類がある場合は、就業規則に従い提出

①個室で、直属の上司に、口頭で伝える

ドラマなどでは、上司の机に行き、退職願を渡すシーンを目にすることがありますが、これはNGです。

先程も言ったように、会社からの正式発表があるまでは、内密に話を進めなければいけませんから、伝えるのは会議室などの個室がベストです。
人に話を聞かれない場所に移動したら、直属の上司に、まずは口頭で退職したいと伝えましょう。

念のため退職願を持っていってもかまいませんが、ほとんどの企業では、退職を伝え退職日が決定してから、書類を提出することが多いようです。

②理由は個人的なものがベスト

退職するのですから、その会社に対する不満がある方もいるでしょう。
不満をぶつけたい気持ちは十分にわかりますが、理由はなるべく個人的なものが好ましいです。

円満退社のためはもちろんですが、実は不満を理由にすると、引き止められやすいと言われています。
例えば「勤務時間が長すぎます。」と伝えた場合、「来月から残業減らすから」と引き止められてしまうかもしれません。

退職の意思が強ければ強いほど、「やりたいことが見つかった」や「家庭の都合」など引き止めにくい個人的な理由を伝えましょう。

③上司と相談し、退職日を決定する

自分の希望退職日を伝える分にはかまいませんが、「私は○月○日に退職します!」と勝手に決めてしまうと角が立ってしまいますよね。
正式な退職日は、上司と相談して決めることをオススメします。

円満に退職するためには、タイミングや、余裕を持った引き継ぎも重要ですから、仕事量や時期を加味して退職日を決定しましょう。

④必要書類の提出

退職日が決まったら、退職願や退職届といった書類の提出を行いましょう。

口頭だけの約束だと、「言った言わない」の水掛け論になって、後々トラブルになることもあります。
退職日などを書面に残しておくことで、未然にトラブルを防止できますので、なるべく提出したほうがいいでしょう。

退職願・退職届・辞表の違い

ドラマや映画で「社長の机に辞表を叩き付ける」シーンを見たことがある人もいるのではないでしょうか?
そんなイメージから、退職時は辞表を出すと思っている人もいるかもしれませんが、実は違うんです!

辞表は役職のある人(会社役員)や公務員が、自分の職務を辞めるときに使うものであり、一般社員が使うものではありません。

一般的な会社員が使うのは、退職願や退職届と言われるものです。

退職願はその名の通り「退職したいとお願いするもの」であり、撤回が可能です。
自己都合での退職の場合は、こちらを提出します。

一方、退職届は「退職します」という意思表示であり、基本撤回はできません。
会社都合で退職する場合は、こちらを使用します。

こんなときどうする?

会社が退職させてくれない

会社が退職の手続きを進めてくれません。どうしたら良いですか?
まずは、書面で意思表示をする。それでもだめなら、内容証明で退職の意思を送ったり、労働基準監督署などの労働相談窓口で相談してみましょう。

セクハラ・パワハラで辞めたい

直属の上司からのパワハラがひどくて限界です。
それでも密室で上司に伝えなくてはいけませんか?
その場合は、総務や人事など、企業コンプライアンスについて担当している部署に相談してみましょう。
ハラスメントの場合、証拠次第では自己都合ではなく会社都合と認定してもらえることもありますよ。

退職日までにやること

退職が正式に決まったら、退職日までにやらなければいけないことがいくつかあります。
引き継ぎや、退職後手続きの確認、退職時の挨拶で配るお菓子の手配など、意外と忙しいのです。

引き継ぎ・取引先への挨拶

引き継ぎについては、社内作業はもちろん、社外との取引が多い方は、取引先への挨拶と後任の紹介も忘れずに行いましょう。
引き継ぎ項目の一覧をチェック用に作った上で、作業方法をまとめます。
自分が作業したときに躓いた部分も共有できるとさらに丁寧ですね。

訪問先リストを作り、漏れのないよう回りましょう。

メールや挨拶状のみでもよいと判断した場合は、訪問リストとメールリストなど分けておくと、混乱せずに便利ですよ。

退職後の手続きの確認

先程も説明したように、退職後には年金や保険といった手続きをしなくてはいけません。
必要書類は、退職前に書き出しておきましょう。

また、退職後にすばやく書類をもらえるよう、会社が必ず発行するもの以外(健康保険資格喪失証明書など)は、会社に必要な書類を伝えておくことも重要です。

最終出社日に配るお菓子の用意

最終出社日に、社内に挨拶回りをしながらお菓子を配る場合は、事前にお菓子の手配をしておきましょう。
そういった風習がない会社の場合は必要ありませんが、用意したいという方は、ぜひ以下の記事を参考にしてみてください。

最終出社日に慌てることがないよう、引き継ぎなどは余裕を持って行いたいですね。

最終出社日にやること

最終出社日は、引き継ぎなどを終わらせておき、社内のあいさつ回りや、社外への挨拶メール送信・机周りの整理整頓・貸与物の返却など、事務的な作業を余裕を持って行えるのが理想です。

今までお世話になった同僚や上司、部下に感謝の気持ちを伝えられれば、平和な最終出社日・円満な退職を迎えられるでしょう。

退職日までに必要な書類をもらい忘れていないか、確認しておくこともお忘れなく。

 
会社から受け取る書類
  • 雇用保険被保険者証
  • 年金手帳(会社に預けている場合)
  • 離職票1・2
  • 源泉徴収票
  • 健康保険資格喪失証明書
  • 厚生年金基金加入員証

書類の種類や企業手続きによっては、後日郵送になることもありますので、その場合はいつ頃届きそうか確認しておくと安心ですね。

まとめ

退職を考え始めてから、最終出社日まで、やることは意外と多いですよね。
きちんと円満退職できるか不安な部分もあるかもしれませんが、順を追って一つ一つ対応していけば、それほど難しくはありません。

「めんどくさい」「もう終わりだから」と投げやりになっては、気持ちよく退職はできません。

退職は終わりではなく次のステージへのスタート時点です。
気持ちよくスタートをきって、これからの日々に、良い勢いをつけましょう。

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