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株式会社ロボ・ガレージ 高橋智隆 一人一台、ロボットと暮らす未来を創る!

JOBSHIL編集部
株式会社ロボ・ガレージの代表と企業ロゴ
株式会社ロボ・ガレージの代表のプロフィール写真

株式会社ロボ・ガレージ
代表取締役社長 ロボットクリエイター
高橋智隆

2003年、京都大学工学部卒業時にロボ・ガレージを創業。京都大学内入居ベンチャー第1号となる。代表作に「週刊ロビ」「エボルタ」など。昨年から、コミュニケーションロボット「キロボ」が世界で初めて国際宇宙ステーションに滞在。現在は東京大学先端科学技術研究センター特任准教授、大阪電気通信大学メディアコンピュータシステム学科客員教授、ヒューマンアカデミーロボット教室顧問などを兼任している。
生年月日: 1975年 出身: 滋賀県 出身校: 立命館大学、京都大学

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※この記事は「2014/07/04」に「ビジョナリー」に掲載されたものを、JOBSHILに転載しております。

ロボットクリエイターを目指したきっかけをお聞かせください

子どもの頃、鉄腕アトムを見てロボットをつくる科学者に憧れたのがきっかけです。いつか自分もロボットを作りたいと思っていました。ただ、入学したのは立命館大学の文系の産業社会学部。当時は世の中がバブルの真っ只中で、皆、給料のいい銀行や証券会社に就職する時代でした。

ですが卒業する頃にバブルがはじけ、仕事への価値観がガラリと変わったんです。給与や働く条件で仕事を選ぶのではなく、好きなことに真面目に取り組もうと。そこでメーカーへの就職を希望したのですが、第一希望の企業に落ちてしまい、1年間予備校に通って京都大学工学部物理工学科に入学。ロボットの研究室に進み、子どもの頃の夢が少しずつ現実に近づいてきました。

もともと大学発ベンチャーに興味がありましたか?

起業には全く興味がありませんでした。たまたま研究室で作ったロボットがおもしろいということで、特許をとって商品化することになったのです。

だったら起業した方がいい、それなら京都大学の学内入居ベンチャー第1号として応援してくれるということで、成り行きで始めました。

今でも1人企業という形でやっていますが、学内ベンチャーなら固定費もかからないし、自分一人だけなら何とかなるというスタンスでやってきましたね。何より、大学ベンチャーの利点は信用が得られるということ。小さな会社でも、京大という看板があることで仕事のご依頼をいただくようになり、たいへん恵まれた環境でスタートできたと思っています。

現在は東京大学で研究室を構えられていますね

現在は東京大学先端科学技術研究センターに自身の研究室を持っています。大学ではロボットのコミュニケーションについて研究し、会社ではロボット本体の開発をおこなっています。

スタンフォード大学の先生のように、研究室と会社両方を主宰する形が今後の日本でも増えてくるのではないでしょうか。産学連携をより綿密におこなえ、大学の知を産業界にスムーズに橋渡し出来るようになります。

未来のロボットはどんな発展を遂げているのでしょう?

今、産業界の最大の関心事は「スマートフォンの次に何がくるのか?」に尽きると思います。

スマートフォンがこれほど世の中に受け入れられたのは、タッチパネルやモーションセンサといった直感的なインターフェイスを採用したこと。

それによって、携帯電話を取り巻く環境はあっという間に変化し、広く普及しました。けれど、その勢いにも陰りが見え始めています。

このままでは薄型テレビの時のように、どんどん価格が落ち込み、それについていけないメーカーが開発から撤退していく…。

それを食い止めようと、メガネ型にしたり、時計型にしたりと、あの手この手でアプローチしていますがどれも不正解だと感じています。そんな中、スマートフォンの次にくるのがロボットだと私は思っています。

ロボットがスマートフォンにとって代わるということでしょうか?

そうです。スマートフォンのつまずきは、第三のインターフェース音声認識の普及が進まないことに大きな要因があります。この音声認識は今やかなりの高精度を誇るのですが、日常的に使っている人はどれくらいいるのでしょうか?

人は機械的なものや無機質なものに語りかけたりしませんがペット、人形など生命を感じるものには自然と会話をしてしまうもの。だからこそ、人のような形をし、人のような動きをするロボットが必要なのです。

やがてロボットはどんどん小型化され、スマートフォンに代わる携帯情報端末になるでしょう。手ぶらで電話をかけられたりもしますが、あえて小型ロボットを耳にあてて話したりするのもおもしろいなと思っています。

私が描いている未来図では、5年後には人々がロボットを所有しはじめ、10年後には1人に1台、ロボットが普及すると考えています。

ロボット開発について大手の参入も見込まれますが…

グーグルやソフトバンクなど、大手の資本がロボット開発に乗りだすのは自然の流れでしょう。今やほとんどのITサービスがユーザーの行動履歴をベースにしています。過去にどんな情報を調べたか、どんな買い物をしたのかを蓄えて、次に欲しい物を予測して提案するのです。

人がロボットと会話をすることで様々な情報を網羅したビッグデータを得られる。それを活用した大規模なサービスが出てくる可能性は大いに考えられます。しかし、それを実現するには人が話しかけたくなるような親しみやすいデザイン、スムーズな動き、違和感の無い会話が必要です。そしてそのようなロボット本体がまだ世の中に存在しません。私はそれを生み出したいのです。

ものづくりのこだわりについてお聞かせください

今、人々の間ではバーチャルに空しさを感じ、リアルなものに触りたい、所有したい、愛着を持って使用したいという意識が急速に高まっています。CGを駆使した映像に感動することも減り、便利なアプリも購入しようと思えなくなってきました。v

一方で、バーチャルなものをいかにリアルにつなげて実現するか、そこに皆の興味がシフトしてきていると私は考えています。だから3Dプリンターのブームが起きている訳です。私のものづくりは、手書きでスケッチしながらアイデアをまとめていきます。

そして、自分の興味や感性のおもむくままに作り込んでいくのです。コンピュータの設計ソフトではどうしても発想が制限されてしまう。実際に自分の手を動かし、3次元でものをつくることこそが新しい何かを生むと私は考えているので。

ツイッターやフェイスブック、ユーチューブなどがそうであるように、今の時代の発明は既存のニーズに応えるものや既存の製品・サービスの改良版ではありません。面白いことに価値があり、それが支持されれば後から用途が生まれ、産業になっていくのです。

「起業」ということに関してどうお考えですか?

今は優秀な人ほど、リスクがちゃんと見通せてしまうので起業に躊躇しがちです。反面、何度も起業しては失敗し、周りに迷惑をかけてもチャレンジをやめず、結局うまくいってしまうという人もいます。

今の仕事に文句を言いながら勤め続けるくらいならば、後者の様に周囲に迷惑をかけたことなど忘れて、イキイキと働いているほうが本人にとっては幸せなのかもしれませんね。

人生の岐路に立たされた時の対処法とは?

「迷った時にはユニークな選択肢を選ぶ」ということですかね。これは私の座右の銘でもあります。同じ値段の中古のアメリカ車と無難な国産の新車、どちらを買おうか友人達に相談すると、みんな人事だと思ってアメ車を勧めてくるはずです。

けれど、自分の車となると国産車を選ぶ。それはどうしてか?人は平坦で安全な人生を選びがちです。妙なアメ車を選ぶと、トラブル続出でひどい目に遭うかもしれません。けれどアメ車を選べば、自分で修理をしたり、部品を個人輸入したり、同じクルマを持つ仲間が出来たりと、色んな経験が出来ます。

それは何も起こらない退屈よりも絶対に価値があると思いますね。私は迷った時こそ「変なアメ車を勧める悪友」の精神で、自分自身の事についてもユニークな選択肢を選びたいです。

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