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さくらインターネット株式会社 田中邦裕 行動力でイノベーションを!

JOBSHIL編集部
さくらインターネット株式会社の代表と企業ロゴ
さくらインターネット株式会社の代表のプロフィール写真

さくらインターネット株式会社
代表取締役社長
田中邦裕

1978年1月14日生まれ。大阪府出身。国立舞鶴高等専門学校在学中の1996年にさくらインターネットを創業し、レンタルサーバー事業を立ち上げた。学校卒業後の1998年に有限会社インフォレストを設立。翌年にさくらインターネット株式会社を創立し、代表取締役社長に就任。2005年、東証マザーズに上場。
生年月日: 1978年 出身: 大阪府 出身校: 国立舞鶴高等専門学校

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※この記事は「2014/04/04」に「ビジョナリー」に掲載されたものを、JOBSHILに転載しております。

高専時代は何度もロボットコンテストに出場されたとか

小学校時代は、はんだごてで電子工作をするのが大好きな技術少年でした。小学生の時に、父に連れられて行った奈良高専でロボットを見たことがエンジニアを志すきっかけです。

舞鶴高専に進学した後はロボット製作に夢中になり、校内のロボコン出場競争率が高かったことから、自分で「電子制御研究会」というサークルをつくって出場枠をもらい、4年連続出場、全国大会に2度出場しました。

在学中にさくらインターネットを起業されたのですね?

小学生からPC-6001を使用し、高専でロボット制御のためにコンピューターソフトをつくるうちにUNIXやインターネットと出会って、今度はそちらが楽しくなりました。

学内でサーバーを立ち上げて提供し始め、友人たちがそのサーバーを使って様々なコンテンツを発信する姿を見て、とても嬉しかったのを覚えています。サーバー1台数百万円という時代でしたが私は独学で勉強し、PCにオープンソースのOSをインストールしてサーバー環境をつくり、学外の人たちにも安価に貸し出すようになりました。

回線の使用量が増えてきたため、安定したサーバーを提供しようとビジネス化を決意し、高専4年生の18歳の時に「さくらインターネット」を立ち上げました。

「スタートアップならさくらインターネット」と言われる理由はなんでしょう?

やはり「コストパフォーマンス」ではないでしょうか。弊社が目指す姿として掲げているVisionのひとつに「高品質で低価格なITプラットフォームと革新的で面白いインターネットサービスの提供」というのがあります。

創業当時から安定したサービスの提供に注力してきましたが、品質が支持され、お客様が増えることで「スケールメリット」を活かせるようになり、低価格でサービスを提供できる好循環をつくれているんですね。

サーバーは「安くて安定していること」が重要ですから、スタートアップのみなさんにぴったりだったのかもしれません。たまに、IT企業の社長ブログなどでご紹介いただくことがあるので、そちらをご覧になった方もいらっしゃるかも。とても有り難いことですね。

会社内で浸透している文化のようなものはありますか?

文化と呼べるようなものはありませんが、社長として「行動すること」に重きを置きたいと考えています。行動しなければ「アイデア」も「技術」も世の中を変えることはできません。

企業理念のValueのひとつに「質の高いサービスを生み出す絶えざるイノベーション」を掲げていますが、このイノベーションという言葉は非常に重要なキーワードなんです。「技術革新」と誤訳されることが多いですが、実際はその技術が「どう使われたか」「どう世の中を変えたか」、その変化自体がイノベーションです。

例えば、iPadは既成部品の組み合わせで独自開発をしていませんが世の中を変えました。イノベーションの真意は「技術革新」でも「アイデア」でもなく、「世の中を変えること」。日本には技術やアイデアがたくさんあるのに、イノベーションが起こらないのは行動しないからでしょうね。

弊社の創業も、PCをサーバーに仕立てるという既成の技術の組み合わせでしたが、安価に提供できたことで、それまでサーバーを持てなかった個人のお客様が持てるようになった。これはイノベーションだったと思います。

「俺はグーグルと同じことを考えていた」という人は、一億人くらいいるかもしれません。でも実際にやったのは1,000人くらい、その中で成功したのが1人ですよね。技術が占めるのはほんの一部分、あとは「行動」「実行」にあるんです。動ける組織になりたい、動く人が評価される会社でありたいと思っています。

ユーザーに届けて、ユーザーの暮らしや価値観が変わって、初めてイノベーションになる。その要素は「技術」でも「アイデア」でもなく「行動」です。

今後の展開はどのようにお考えですか?

データセンター・クラウド業界は伸びている業界ではありますが、淘汰もされている。そのなかで成長し続けるには、今のビジネスをきちんとやり続けることだと考えています。

得意分野で強みを増やし、世界に通用するように伸ばしていくことですね。今年で創業18年、お客様のインフラを提供するという意味ではずっと同じことに取り組んではいますが、サービス内容は大きく変わってきています。

常に人の先を行かないと強みにはなりません。弊社は創業当初から事業目的と社名が変わらない。これはIT業界では非常に珍しいことです。目的が変わらないから全社共通の意識で人材育成に取り組めますし、社名が変わらないことでブランドとしての認知を得ることができたのだと思います。

起業を志す人へのメッセージをお願いします

「どういう会社にしたいか」「どういう人と働きたいか」「どの規模の会社にするか」これは後から決められないので、最初に考えるべき事柄です。

会社には「成長し続ける会社」と「一定規模を維持する会社」の2種類あって、これを走り始める前にどちらにするかを決める必要があります。成長し続けるなら、社長は公私混同せず、大きくするルールと仕組みづくりが必要。

一定規模を維持するなら、少人数の人たちが長く働きやすい仕組みや、役員はローテーション制にするなど、小さいなりのルール変更も必要です。ビジネスの方法も、一定規模を維持するなら固定客を大切にして、依頼される仕事も断って、規模をキープしなければいけません。

当然「誰を同じバスに乗せるか」という採用・人材選びも自ずと変わります。行き当たりばったりと中途半端が一番コストがかかりますね。一部上場したら、会社は株主のもの。自分でコントロールしたいのであれば、上場はさせないと決めるなど、一番最初の舵取りが最も大切だと思います。

座右の銘を教えてください

「思い立ったら吉日」です。なかなか実行できないですが、インプットがあれば「すぐやる」ことが非常に大事。

また「1年で完璧なものをつくるより、2週間で中途半端なもの」を優先させます。サービスやビジネスプランなどのコンテストで審査員をやることもありますが、プレゼンでつくってきたものを見せると説得力が違う。

やはりアイデアだけでは人を動かすのは難しい。中途半端でも動くものを見せることが大事だと思います。

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