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ウォンテッドリー株式会社 仲暁子 人のつながりを活かし「ココロオドル」仕事を支援

JOBSHIL編集部
企業名の代表と企業ロゴ
企業名の代表のプロフィール写真

ウォンテッドリー株式会社
代表取締役CEO
仲暁子

1984年千葉県生まれ。京都大学経済学部卒業後、ゴールドマン・サックス証券に入社。退社後にFacebook Japanに初期メンバーとして参画したのち、2010年、現ウォンテッドリー株式会社を設立。「はたらく」を面白くする、シゴト充実化プラットフォームのWantedly(ウォンテッドリー)を開発し、2012年に公式リリースを果たす。人と人とがつながることにより、個人の可能性を最大限に広げるサービス作りに取り組んでいる。
生年月日: 1984年 出身: 千葉県 出身校: 京都大学

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※この記事は「2014/03/28」に「ビジョナリー」に掲載されたものを、JOBSHILに転載しております。

生い立ちについてお聞かせください

子どもの頃は、両親の出張や趣味の貧乏旅行に連れられて、よく海外に行っていました。特に、東南アジアによく行きましたね。親の仕事の都合でヨーロッパの学会に行ったり、一時アメリカに住んでいたこともあります。

世界のいろいろなものを見て、自分自身の視野を広げられたと思います。進学する時に経済学部を選んだのは、経済や経営といった分野に興味があったから。

大学時代は、履修情報やキャンパス周辺情報を集めたフリーペーパーを制作したり、地元の中小企業向けのHP制作会社を立ち上げたりもしていました。

起業のきっかけを教えてください

卒業後はゴールドマン・サックス証券に入社したのですが、リーマン・ショック後に社内の雰囲気が一変してしまいました。私は0から何かを生み出す仕事が好き。でも、金融の世界は今あるものを10や100にしていく仕事です。

会社を辞めてからは、漫画家を志していた時期があります。プロを目指していろいろな賞に投稿したものの、なかなかうまくいかなくて。そうやって漫画を描いているうちに、今世に出ていない漫画の投稿サイトを作ったら面白いんじゃないかと思いつきました。

サイト立ち上げに向けてマーケティングを進めていた時に、Facebook Japanの代表の方と出会い、それが縁でFacebookに在籍することになりました。Facebookのような実名制のソーシャルメディアは、他の匿名のものに比べ、他人への影響力が段違いに大きいです。

たとえば、大手企業が有名芸能人を起用し、莫大な費用をかけてテレビCMを制作しても、ソーシャルメディアで友人や家族などの身近な人が「これは良くない」と発言したら、きっとその商品を買うことはないでしょう。このことから、それまでは資本で不特定多数の群衆を動かせる時代だったのに対し、個人の声が大きな影響力を持ち始めていると実感しました。

このソーシャルメディアの持つ力を使って、何かサービスができないだろうかと考えたのが、サービス開発のきっかけです。

現在のビジネスモデルはどのように生み出されたのですか?

起業当初は「Facebookの力を使って何かを作れたら」と、漠然と考えていました。最初に考えたのが、ネット上でいろいろな質問ができるQ&Aサービスです。

でも、周囲からは「何でも質問ができると、逆に何を質問したらいいかわからない」という反応が多くて。ならば質問できるジャンルを絞ろうと考え、想定したのが「人、モノ、店」の3つ。その中でも「人」に絞ったサービスを展開することに決めました。

たとえば、自分の家族の家庭教師を探していたとして、貼り紙などで募集するよりも友人からの紹介で探した方が相手を信頼できますよね。そのような人のつながりから「面白い」と思える仕事を広げたい、そこで作り上げたのが「Wantedly(ウォンテッドリー)」です。

Wantedlyは、Facebookをベースに「共感」で仲間とつながり、「はたらく」を面白くするサービスです。試行錯誤を繰り返し、現在では、のべ約2,400社と約80,000人もの方にリレーション作りやブランディング構築、マッチングのツールとして利用していただいています。

会社の中で大切にしている文化はありますか?

当社は人材領域のサービスを提供していますが、人材の会社ではなく、インターネットの会社です。インターネットの会社にとって大切なのは、営業でも企画でもなく「ものづくり」。そして、そのプロダクトを作る時に一番重視しているのがソーシャルインパクトです。

常に考えているのは、会社の売上や組織を大きくすることよりも、いかに世の中にインパクトを与えられるか、ということ。社内でも、何か判断に迷った時は、売上よりも社会的インパクトの大きい方をとる、という判断軸がありますね。

私たちのミッションは“シゴトでココロオドル人をふやす”ことです。人生の半分くらいは仕事の時間なのに、働くのがとてもつらくて、そのストレスを週末にお金で発散する、という生活ではたった1度の人生がもったいないと思うんです。

“シゴトでココロオドル人”がふえれば、きっと世の中の生産性はもっと上がってくる。そういう意味での社会的インパクトを狙いたい、という思いもあります。

今後の展開について教えてください

仕事を通しての自己実現や働くことが面白いと感じられる人を、もっとふやしていきたいと思っています。

現在は転職という形でのマッチングサービスですが、今後はもっと違った切り口、たとえばスキルを身につけるための教育などの手段も考えていきたいですね。

失敗談はありますか?

日々の小さな失敗はたくさんあります。プロダクトの失敗も多いですよ。初期の苦労としては、自分でサイトを作れなかったことですね。エンジニアが見つからず、最初は自分で勉強しながらサイトを作り上げました。

でも、今振り返ってみるとあまり苦労とは思わず、乗り越えるプロセスも楽しんでいたような気がします。その経験はWantedlyのサービスを作るモチベーションにもつながりました。現在のエンジニアは、皆Wantedlyで集まってくれたメンバーです。

起業を志す人へのメッセージをお願いします

インターネットの業界で何かをやりたいと思ったら、基本的にはプロダクトがすべて。プロダクトが立ち上がらなかったら、資金調達も事業計画も、人員計画も立てることができません。

まずは自分でプロダクトを作れるようになって、ユーザーの気持ちが分かるようになるのが重要だと思います。また、起業はあくまでも手段です。だから、起業自体を目標にすることには違和感があります。

もちろん人によって考え方は違いますから、組織や売上を大きくすることを目指す人にとっては、起業が目標になるのかもしれません。でも私の場合は、やりたいことがあって、それを達成するための手段として起業があった、という感じですね。

大切にしている言葉はありますか?

目指しているのは「自分が面白いと思うことで生きていく」ということです。当社のミッションである“シゴトでココロオドル”というのを、まず実践しているのが私かもしれません。

人生の大半の時間を占める仕事が楽しくなれば、人生も楽しくなる。そんな人を、もっとふやしていきたいですね。

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