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ChatWork株式会社 山本敏行 日本発「ChatWork」世界のプラットフォームに!

JOBSHIL編集部
ChatWork株式会社の代表と企業ロゴ
ChatWork株式会社の代表のプロフィール写真

ChatWork株式会社
代表取締役CEO
山本敏行

大阪府寝屋川市生まれ。中央大学商学部在学中の2000年、留学先のロサンゼルスにて中小企業のIT化を支援する株式会社EC studioを創業し、2004年法人化。2011年にクラウド型のビジネスチャットツール「ChatWork」の販売を開始。2012年に社名をChatWork株式会社に変更し、米国法人をシリコンバレーに設立。自身も拠点をシリコンバレーに移し、バイタリティに溢れた海外展開を実施している。
生年月日: 1979 年 出身: 大阪府 出身校: 中央大学

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※この記事は「2014/04/25」に「ビジョナリー」に掲載されたものを、JOBSHILに転載しております。

生い立ちについてお聞かせください

小学生の頃から「将来は社長になる」と決めていました。起業家である父の影響もあったのでしょう。なぜか家に「社長」と大きく書かれたコップがあって、そのコップで毎日お茶を飲んでいました(笑)

運動をずっとやっていて、高校生の時に格闘技で主将として全国大会に出場したこともあります。そんな体育会系の自分に対し、弟は超がつくくらいのオタク。パソコンでゲームばかりしていた弟をよく練習台にしていたのですが、あるとき父に叱られまして。「この日本を創っているのはオタクやぞ!」と。

そして弟に、「パソコンと電話線があれば世界中と繋がることができるよ」と教えられ、頭に雷が落ちたような衝撃を受けました。それがきっかけで、「インターネットを使って何かしたい!」と強く思うようになったんです。

起業するまでの経緯を教えてください

まず高校生の時に、ネットを使って物を売ろうと思い、筋トレグッズやCDなどの販売を始めました。でも所詮は高校生ですから、売れるものにも限りがあります。そこで、求人情報を集めてネットで販売しようと思いつきました。

この方法なら納品はメール1通でOKですし、在庫を持つ必要もありません。このようなネットを使ったビジネスを学生時代から展開し始めていました。転機は2000年頃。その頃は中小企業が次々とホームページを開設したものの、効果的に売上に繋げるための仕組みができていない時代。

そこで、それまでのネットビジネスで見につけた経験やノウハウを活かして、ITで中小企業を支援するための事業を立ち上げたんです。大学3年生、アメリカ留学中のことでした。

2012年に社名を変更されていますよね?

起業当初は中小企業の売上アップ支援から始まりましたが、その後は中小企業のIT化を促進する事業が主力事業になっていました。徐々に規模も拡大し、30名の社員に対して約5万社のクライアントという状態に。

しかし、中小企業のIT化を進める上で大きな課題が3つありました。“ソフトの導入などにコストがかかる”こと、“年配の方などに難しいと抵抗感を持たれてしまうこと”、“業種によっては効果がすぐに実感しにくい”ことです。

そこで、社内の効率化を図るために自社開発していた「ChatWork」というクラウド型のビジネスチャットツールを外部にも提供することにしました。無料から使え、操作が簡単な「ChatWork」は中小企業のIT化における課題を全てクリアすることができました。

「これだ!」と思いましたね。これが私たちの集大成だと。それで思い切ってそれまでの事業を無償譲渡し、社名も変え、事業を「ChatWork」一本に絞ろうと決断しました。

軌道に乗っていた事業を切り捨てることに迷いはなかったのですか?

はじめはすごく苦しかったです。人件費などのコストは変わらず売り上げがなくなった、という状態ですから。

でも、現状に甘んじていては成長はないと思いましたし、何よりChatWorkなら「ITで日本を良くする」という当社のビジョンをより実現に近づけられると確信したんです。同時に考えたのがグローバル展開について。

中小企業にとっては、海外進出は大きなハードルです。言葉の問題もありますし、国内向けに流通している製品や方法をそのまま持って行っても海外では通用しないことが多い。にもかかわらず、日本のマーケットは縮小する一方です。

この日本の中小企業が抱える共通の問題を自ら解決するためのチャレンジとして、社名変更と同時にシリコンバレーに現地法人を設立し、私自身も拠点を現地に移しました。

失敗談があれば教えてください

学生の時に一人でビジネスを始めた時は、ひたすら効率と利益を追求していました。法人化してからも同様のスタイルを貫いていたのですが、スタッフが離れてしまい、我流の経営に限界を感じました。

「このままではいけない、経営を学ばなくては」と思い、1年間かけて1,000人の経営者に会うことにしたんです。朝から晩まで先輩経営者が集まる場に積極的に出向き、さまざまなアドバイスをいただきました。

その中で学んだのが、「経営の本質は社員の満足にある」ということ。それまで良くも悪くも体育会系ノリだった会社の体質を一掃し、社員第一主義という形に変えていきました。

スタッフへの思いをお聞かせください

自分がやりたいこと、一番輝けることを見つけてほしいと思っています。「餅は餅屋」という言葉がありますが、自分にとっての「餅屋」、つまり一番得意なことを伸ばしてほしい。

弱点は個人で埋める必要はなく、組織でフォローすればいいんです。私なんて、IT企業の社長なのにワードもエクセルもできませんよ(笑)その代わり、ほかに私にしかできないことがあると思っていますから。

自分が伸ばしたいスキルやチャレンジしたい分野に、どんどん取り組んでもらいたいですね。スタッフそれぞれが仕事を楽しいと思える環境を作るために、会社も柔軟に対応しています。

今後の展開についてはどのようにお考えですか?

今目指しているのは、「日本発のITサービスを世界のプラットフォームに」ということ。もちろん、「ChatWork」というプロダクトを世界に広げるというミッションもありますが、他の中小企業もどんどん世界に出てきてほしい。

ですから、海外展開のノウハウはブログなどで全て公開しています。私は松下幸之助氏の「たらい哲学」がとても好きなんです。たらいの中の水を自分の方にかき寄せようとしても、脇からどんどんすり抜けていってしまう。でも、たらいの水を相手のほうに押してやると、水は自然に自分の方に返ってくるという考え方です。

誰かがいつか「あの時の山本の情報のおかげで成功した」と思ってくれたら嬉しいじゃないですか。

起業を志す人へのアドバイスをお願いします

それが人生をかけるくらいやりたいことなのかを、自分に問うてほしいです。

ちょっとアイディアを思いついたからやってみよう、くらいの気持ちでは同じことで人生をかけている人に勝てるわけがありません。また、起業するかどうかに関わらず、全ての原因は自分にあるということを意識してほしいと思います。

たとえば、今の仕事環境に不満があっても、それに対して愚痴を言ったり、会社や他人のせいにしていたらその瞬間に成長は止まります。どんなに相手が悪かったとしても、そうならないために自分に何ができたかを考えない限り成長はないと思うんです。

座右の銘を教えてください

「血気に老少有りて、志気に老少無し」血気盛んなモチベーションは年齢とともに少なくなるが、志によるモチベーションはいつまでも衰えない、という意味です。

留学中に会社を立ち上げた時は、とにかく「アメリカに負けたくない」と頑なに思っていました。帰国してからも「アメリカを倒す!」と息巻いていた私に、ある経営者の方が「今の君にピッタリだ」と、この言葉を教えてくれたんです。

大きな衝撃を受けると共に「自分がやりたいことは、アメリカを倒すことじゃない。ITで日本を良くすることなんだ」と気付かせてくれた言葉です。

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