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株式会社プラスカラー 佐久間映里 女性が輝き続けられる社会づくりを目指す

JOBSHIL編集部
株式会社プラスカラー 代表と企業ロゴ
株式会社プラスカラーの代表とのプロフィール写真のプロフィール写真

株式会社プラスカラー
代表取締役
佐久間映里

1983年生まれ。愛知県名古屋市出身。高校、大学時代に打ち込んだソフトテニスではインターハイにも出場し、個人では全国9位という成績を残す。大学卒業後はリクルート求人広告会社に営業職として入社し、新人MVPや通年MVPを受賞するなどの実績を上げる。2009年に株式会社サイバードに転職。営業、人事、広報とさまざまな領域で経験を積んだ後、2013年3月株式会社プラスカラー設立。
生年月日: 1983年 出身: 愛知県

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※この記事は2014/04/25に「ビジョナリー」に掲載されたものを、JOBSHILに転載しております。

幼少時はどんなお子さんでしたか?

考えるより先に動いてしまうタイプでした。
それは今も変わっていないかもしれません。3歳の頃デパートで両親とはぐれてしまった時、三輪車で1時間ほどの道のりを1人で家まで帰って、誰もいなかったのでまた戻って、ということがありました。
迷子になって捜索願を出されたこともあります(笑)

あとは運動をはじめ、習い事をたくさんしていました。中学2年の時にソフトテニス部に誘われ、少し練習して出た大会で名古屋市3位に入賞してテニスの楽しさにハマり、高校・大学時代は特待生として進学するほどテニス一筋でした。

大学卒業後の進路は?

リクルートの求人広告を扱う会社に営業職として入社しました。体育会系だったので気合いと根性、努力には自信があったのですが、ビジネスとなると結果を出し続けなければいけないので仕事はハードでしたね。

継続して目標を達成するために試行錯誤も繰り返しました。そんな中、2009年にモバイルインターネット事業を手掛ける株式会社サイバードから声を掛けてもらい、転職することに。同じ営業職だったのですが、転職した当初は全然成績が上がらず、半年くらいはほぼ売上ゼロでした。

そのモヤモヤしていた時期に、主人が「数字を達成することにこだわりすぎているのでは?」とアドバイスをくれたんです。その言葉で売上に対するプレッシャーから解放され、まず自分や会社を知ってもらおう、「ありがとう」と言ってもらえる回数を増やそう、と自分の中で目標が変化しました。すると、しだいに数字もついてきて、考え方が変わると売上も自然と上がるんだなと実感しました。

その後、人事、広報とキャリアチェンジされていますよね

人事部へは株式会社サイバードに入社した1年後くらいから異動願いを出していました。元々人材業界での経験もあり、営業職でリクルーティングにも関わるようになっていたので採用関係の仕事もしたいと思ったんです。

その後、広報への異動のオファーをいただいて経験のない分野だからこそやってみたい、という思いが芽生えました。私はいつも、今やっていることと新しいこととを天秤にかけた時には、「やってみたい」と思った方を選択しています。好奇心が人一倍旺盛なのかもしれませんね。営業も新規開拓が一番楽しかったですし。

起業のきっかけを教えてください

30歳を目前にした2012年の11月、ふと「私はこのままでいいのか」という考えが頭をよぎりました。
このまま会社で働き続けても、将来子どもが生まれたら時短勤務になる。時短で仕事が終わらなかったら延長保育になるし、そもそも出産後職場復帰しても今と同じ仕事はできないかもしれない。
そう考えた時に、今のまま働き続けて多くのことを犠牲にしてそれを環境のせいにするよりも、これまでの経験を活かして独立しよう!と思ったんです。 その時はまだ、起業して何をするかは全く考えていませんでした。

でもまず会社を辞めることを決めて、翌月には上司に退職の意思を伝え、それから具体的な事業内容を考えていきました。自分に何ができるのか、何が世の中に求められているのか、そして自分がやりたいこととは何なのか。その3つを突き詰めていって、現在のビジネスモデルの原点にたどり着きました。

事業内容について教えてください

大きく3つの事業を展開しています。
1つ目は、企業のロールモデルになるような所謂、リーダー職になる女性を育成すること。スキルとマインドの両面からサポートするOJT形式での人材育成を行っています。

2つ目は、広報のライトコンサルです。これは、広報部署を立ち上げたばかりでノウハウがない企業等に対し、月額5万円という低価格でサポートを行う事業です。

3つ目が、働く女性のための学びと憩いをテーマにした少人数制女子会スクール「ADORE☆college(アドレカレッジ)」です。これまでの人材育成事業を行う中で、仕事に悩む女性たちを多く見てきました。女性がONの時間を頑張るために、充実したOFFの時間を作ってあげたい。
そんな思いから、さまざまなプログラムが一つの場所で受けられるスクール事業を展開しています。

仕事をする上で大切にしていることはありますか?

相手のWinを考えることですね。
自分にとってのWinだけでなく、クライアントにとってのWin、さらにはクライアントの向こうにいる方々へのWinまでも考えるように意識しています。

クライアントやメディアなど、いろいろな方々から「提案してくれてありがとう」と言っていただけるような何かを常に生み出していきたいです。

今後の展開についてお聞かせください

今はまだ営業や仕事の進行など、私が前面に出ていくことが多いんですが、今後は私がいなくてもビジネスとして成り立つような仕組みづくりを進めていきたいです。

スタッフももっと増やしていきたいと思っていて、働く女性を応援したい、自分はこうやっていきたい、という思いを持っている人がいれば是非一緒にやっていきたいです。事業面では、スクール事業である「ADORE☆college」を広げていきたいと考えています。システムを整え、いずれ全国展開などもできたらいいですね。

失敗談はありますか?

私は起業前から既存のクライアントに営業活動を展開していて、立ち上げ時には向こう1年間の売上が見込めていた状態でした。
今思うと、事業のスタートアップというもっとも苦労しなくてはいけない、死に物狂いで仕組みを作っていかなければいけない時期にそれができなかったことは一番の失敗でした。

会社を辞めて、わざわざリスクが大きい道を選んだにも関わらず、私は何をやっているんだろうと。「そこそこうまくいく」というのではダメだと思うんです。0か100かくらいの気持ちでいかないと。

起業を志す人へのメッセージをお願いします

自分が起業をしたいのか、それともビジネスがしたいのか。それによってその後の進め方が全く変わってくると思います。
特に女性の場合は、起業するよりも1つの会社に長く勤めて職位を上げていく方が働きやすくなるケースも多いはずです。女性が結婚、出産後も長く働くために必要なのは仲間と裁量権。それがないと、たとえ起業しても自分のイメージとの間にギャップが生まれてしまいます。

何のために起業するのかを、まず自分に問うことしてほしいですね。それでも「やりたい!」と思ったらなるべく早いタイミングでやってみた方がいい。もし失敗したとしても、早い方がリカバリーもしやすいですから。

座右の銘を教えてください

中学生くらいの頃からずっと「自信は努力した分だけ」と信じ続けています。
自信がないと人を惹きつけることはできないし、根拠のない自信は驕りにしかならない。努力して一つ一つ積み上げていった結果があって初めて、自分の中での自信になるのだと思っています。学生時代にソフトテニスに打ち込んでいた時も大切にしていた言葉ですね。

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