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チームラボ 猪子寿之 テクノロジーとアートの融合 新たな価値を世に生み出す

JOBSHIL編集部
チームラボの代表と企業ロゴ
チームラボの代表のプロフィール写真

チームラボ
代表
猪子寿之

2001年3月、東京大学工学部計数工学科卒業と同時にチームラボ株式会社を創業。大学では確率・統計モデルを、大学院では自然言語処理とアートを研究。情報社会のさまざまなものづくりのスペシャリストから構成される“ウルトラテクノロジスト集団”チームラボを率い、サイエンス・テクノロジー・アート・デザインの境界線を曖昧にしながら、WEBからインスタレーション、ビデオアート、ロボットなど、メディアを超えて活動。
生年月日: 1977年 出身: 徳島県 出身校: 東京大学

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※この記事は「2014/05/13」に「ビジョナリー」に掲載されたものを、JOBSHILに転載しております。

幼少期はどんなお子さんでしたか?

好きだったものは漫画とファミコン。「週刊少年ジャンプ」が好きで今も読んでいます。

僕、あまり文字読まないんです。ニュースも見ませんし。もしかすると、ジャンプと現実の区別があまりついていないかもしれません(笑)

起業のきっかけを教えてください

創業したのは2001年3月、大学卒業とほぼ同時期です。自分の好きな人たちと一緒に働きたかったから起業しました。

大学に入った頃にインターネットに触れて、時代がすごく変わるような気がしました。新しい社会で生きていったほうがいいなと感じた瞬間です。

テレビや新聞など、何らかの管理下にあったそれまでのメディアを誰もが自由に使えるようになる。「新しい社会に変わるんだ!」という、ものすごい衝撃と感動を覚えました。

インターネットは農業革命、産業革命に次ぐ第三の革命ともいわれていますが、革命後の社会は革命前のノウハウの延長線上にあるものではないんです。たとえば、農業革命の前と後ではテクノロジーの意味も全く違うじゃないですか。

農業革命が起こる前であれば、大事なのは木の実を探す方法や小動物の狩り方。でも革命後には、農作物をうまく育てるにはどうすればいいか、という技術が必要になってくるわけです。農業の技術は、狩りの精度を上げる技術の延長線上には存在しませんよね。

同じようにインターネットによってもたらされた革命後の社会は、価値観も、ノウハウも、組織や制度の有り方も、すべてが革命前とは異なるものなんです。僕はこの情報社会において、新しい社会の技術と文化をコミットしようと思いました。デジタルテクノロジーとデジタル領域のクリエイションで新たな付加価値を生み出していこうと決意したんです。

創業時からテクノロジーをベースにした文化の発信を目指されていたんですね

付加価値を生み出せない社会は破綻します。僕は、社会の付加価値はテクノロジーと文化だと考えていて、その付加価値を生むことに貢献したいと思ったんです。

情報社会の新しいテクノロジーと、情報社会だからこそ生み出すことができる文化を発信したい。でも、文化っていうのは僕たちだけで作れるものではありません。

そこで、デジタル領域だからこそできる表現を模索していきました。その表現、アートが新しい日本文化の発信につながればいいと思って。もちろんそれだけでは会社経営が成り立ちませんから、それをバックグラウンドにソリューションとして展開していこうと考えました。

社内で大切にしている文化はありますか?

とにかくいいものを作る、ヤバイものを作る、ということですね。

チームラボには現在300人ほどのメンバーが在籍していますが、エンジニア、デザイナー、CGアニメーター、建築家、数学者、絵師、編集者など、情報社会のものづくりにおける、ありとあらゆる分野のスペシャリストが集まっています。

そうやって、さまざまな専門性を持つ人たちが集まるからこそできる「ヤバイもの」を作りたいと思っています。同時に、チームならではのものづくりのプロセスを大切にしています。うまくいったアイディアやプロセスは、他のプロジェクトでも応用できるようにできるだけ抽象化、構造化するようにしています。

でも、だからといって団結力が強いわけではなく、重視もしていません。社内行事とかもあまりないですし。社員旅行があるくらいですが…あれ、去年はどこに行ったんだっけ?遅れて行って、到着してからすぐ酔っ払っちゃったんであんまり覚えてないや(笑)

今後の展望についてお聞かせください

世界の中で生き残っていければいいな、と思っています。

チームラボが目指しているのは、シリコンバレーとは全く違う領域。シリコンバレーがやっているのが人間の脳の拡張だとしたら、僕たちはそれと全く概念の違うところを模索していきたい。

デジタルテクノロジーによる物理空間の拡張というような。それで世界で生き残って、リスペクトされたり愛されたりする存在であれたらいいなと思います。

失敗談はありますか?

あります、本当にいろいろあります(笑)

大規模なシステムを不具合がある状態のままオープンしてしまったり、オープン後に不具合が見つかったり、創業期にはたくさんありました。

その都度、プロセスを見直して今ではだいぶ減ってきましたが、それでも年に1回くらいは問題が起こることもあります。

座右の銘を教えてください

「自由、寛容、合理的」みんなが自由であるという理想のためには、ある程度他人に対して寛容でなければいけないし、その上で矛盾が生じたときには合理的に解決していく必要がある。自分もそうありたいですし、社会もそうあってほしいと願っています。

あとは「友情、努力、勝利」ですね。僕は、大人になっても仲間や友達と一緒に働きたかったんです。そのためには努力しなきゃいけないし、いろいろなものに打ち勝っていかなきゃいけない。

これは「ジャンプ」の基本でもあるんです。僕は小さい頃から漫画ばかり読んでいて、人生のほとんどは漫画から学んだといっても過言ではないかもしれません。

「ドラゴンボール」でも「ワンピース」でも、友情のために努力していろんなことに勝つことによって仲間と一緒にいることができる、その繰り返しですから。

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