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株式会社ベーシック 秋山勝 「君は何をしたい?」 の問いが世の中の問題解決へつながる

JOBSHIL編集部
株式会社ベーシックの代表と企業ロゴ
株式会社ベーシックの代表のプロフィール写真

株式会社ベーシック
代表取締役
秋山勝

高校卒業後、商社での営業職、ITベンチャーの物流センター立ち上げ、広告代理店での新規事業立ち上げなどを経て、2004年株式会社ベーシックを設立。2012年8月にリリースしたスマートフォン用ゲームアプリ「マッチに火をつけろ」はシリーズ累計400万ダウンロードを突破し、2013年2月にはスマートフォン用ケースブランド「phocase(フォケース)」を立ち上げる。他、日本食の海外進出支援事業も展開するなど、幅広い事業・サービスを行っている。
生年月日: 1972年 出身: 東京都 出身校: 東京学館高等学校

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※この記事は「2014/06/27」に「ビジョナリー」に掲載されたものを、JOBSHILに転載しております。

パチプロから社長への転身とは、まるでドラマですね?

世の中には可能性に満ち溢れていますからね(笑)高校を卒業してパチンコの世界に入った時は徹底的に統計をとって勝ちに行きました。

普通のパチンコ好きは運に任せている部分を、僕は諸々の要素を定量化して、今自分が触れる台で最大限のことをした。他の人がやらないことをすれば人とは違う結果が出るのは当たり前で、この経験は今も活きています。

僕は昔から「なぜ?なぜ?」と追及するタイプで、小学校4年の時に先生に「どうしてこの勉強をするのか?」と聞いたら「皆がやっているからやれ」と言われてやる気を失くした記憶があります。

だから何気なくパチンコをやっている時でも、「なぜ勝つ人と負ける人がいるのか?」「その差は何か」という疑問を追求しました。好奇心が強いので、なぜ?→仮説を立てる→実行→仮説を固めるというPDCAを意識せず、日々蓄積していたようです。

就職を決心した経緯とは?

パチンコで生計を立てられるようになった時、「自分の行動には意味がない」と自分を肯定できなくなってしまったことがありました。

小学校の時から怠惰で、運動もやらずに肥満児でいじめられっ子だった自分。高校卒業時もやりたいことが見つからず、勉強も大学進学もせず、パチンコ台に向かって日々を過ごしていた自分。

そんな自分と決別したくて、雇ってくれるならどんな会社でも有難い、1年間はどんな状況でも絶対に辞めないと決めて会社を探しました。1社目は何でも扱う小さな商社で、社長は「何を売ってもいいのだから、絶対に売れるはず!」という考え方。

社会のことを何も知らずに飛び込んだので、馬鹿にされ、辛い仕打ちもありましたが、驚くほど無知だったのである意味当然のことだったと思います。ここではモノを売るにはシチュエーションが大事で、いかに需要を喚起するかを学びました。

風呂桶も焼却炉も売り、ロボットもつくるなかで、「人はどういう時に購買行動を起こすのか」「モノの価値とは何か」という商売の基礎が身についたと思います。

その後の転職でも得たものが多かったとか?

次は親会社が上場したてというITベンチャーの子会社に入社し、中古CDを再加工して出荷する物流倉庫の立ち上げを一から任されました。月間10万枚出荷するには、アルバイトを100名程度確保して、常時40~50名が稼働するような態勢が必要でした。

一番大変だったのはCD研磨担当者の選別で、几帳面な人にすると生産性が非常に悪く、大雑把な人だと不良品が多くて歩留りが悪い。そこで行きついたのは「自称キレイ好きで大雑把な人」。

掃除をさせると、部屋の中心はキレイでも隅っこに埃が残っているような人は丁度いい頃合いで研磨を仕上げてくれるんです。ピッキングの作業もシステマティックに効率化させるよりも、自分のテリトリー内だけは好きに置き場を決めてもらうなど、程よい自由度が効率アップにつながった。

結果その職場では「どうしたら人のモチベーションが上がるか」「責任感の育まれ方」など人のマネージメントを学びました。3社目はネット広告代理店として一部上場していた企業で、新規事業の立ち上げを担当しました。

鳴り物入りでできた部署だったので、各分野の名だたる人材を呼び集めていて、高卒なんて僕一人。でも論理的思考や営業成績など、何一つ劣っていないと実感できていたので、続けられましたよ。大切なのは「本質をシンプルに捉えること」、これが3社目で学んだことです。

起業しようと思ったきっかけはなんだったのでしょう?

3社目で仕事を高く評価され、かなり高い年収をもらうようになって、そこから抜けられなくなる怖さを感じたこと。

それに、自分の企画力を外の世界でも試してみたかったこと。この2つが大きなきっかけになりました。

「こんな会社にしたい」というビジョンはありましたか?

社員に対して平等に機会を与える会社、社員に「君はどうしたい?」と問う会社にしたいと思いました。何かをやりたいから会社にいるわけですから、その質問は社員の人生にとっても非常に重要な質問であるはずです。

平等に機会を与えれば、それぞれの社員が事業創造をします。事業創造は問題解決なので、これが増えれば世の中の問題が次々に解決されていきます。

すると人々が「私もやりたい!」とベーシックの門を叩いて求職者たちが列をなし、問題解決をしたい人たちがどんどん増える。これが弊社のビジョンです。

スタッフに伝えている自分の「言葉」はありますか?

よく考えてうまい案を出すよりも、稚拙でもまず行動してみるという「巧遅拙速」という言葉はよく言っています。そもそも自分の考えたことがその通りにうまく行くことなんて無いに等しい。1ヵ月経つと陳腐化してしまうスピード感のある時代だからこそ、まずは動けと。

あと、「自分がやってきたことを尊いと思うな!」とも伝えています。失敗したことから目を背けると、本来学べることの10分の1しか学べない。「一生懸命やった」とか「努力した」とか、他人には一切関係ありません。

公私混同はしない方がいいですね。ちなみに僕の座右の銘は、「他責自責」という言葉です。20代にこの言葉と出会って衝撃を受け、今なお胸に響いています。

起こっている事象の全てが自分に責任があると思えれば人のせいにしなくて済み、全て自分でコントロールができるから非常に楽になる。「他人が●●してくれない」という類の問題はほぼ全て自分の課題なので、自分がどう捉えるか、どう問題解決するかだけなんです。

多種多様な事業を次々と展開していらっしゃいますね?

枝葉の部分だけを見ればそうですよね。でも、根幹の部分は世の中の「問題解決」です。「問題解決×仕組み化」ができれば、基本どんな事業でもトライしようと思っています。

労働集約的に仕事をするのではなく、仕組みができていれば余暇が生まれ、そこから創造的な仕事ができるようになる。人間だけが唯一許されている「思考する力」は、自由な時間や余裕のある時間からしか生まれません。“仕組化”できるかどうかは非常にこだわっているところです。

今後の事業の展開について教えてください。

ウェブマーケティング、今で言うグロースハックは企業にとって今後非常に大きなテーマになると思うので、それに向けてのサービスがひとつ。またアプリマーケティングの事業も非常に伸びていて、弊社内にフルセイルという子会社も設立したので、こちらにも注力します。

さらに「日本の優れた飲食フランチャイズの海外進出を支援すること」を目的に設立した弊社子会社のJapan Food Culture Pte.Ltd(ジャパンフードカルチャー/JFC)が「日本の優れた食文化を輸出産業に育てる」というビジョンをのもと、現在シンガポールでの讃岐うどん店を展開しています。

今後は日本食をもっと海外へ広める事業に力を入れたいですね。和食の世界無形文化遺産登録を受け、世界の需要はもっと高まると思うのですが、飲食企業は日本国内で満足しているケースがとても多い。逆にそれがチャンスだとも思うので、アジア進出を中心に準備を着々と進めています。

失敗談などはございますか?

人に期待しすぎるところがあって、昔は“粘り”の失敗が何度かありました。目指す方向性が異なってきている社員を「まだ可能性があるんじゃないか?」と引き留めてしまっていたんです。

でも結局、そういう社員は辞めて行ってしまう。お互いにとっても、早く次のステージに行った方がよかったと反省するケースが多かったですね。

ここにいることがベストではない場合もありますから、今後はキャリアを一緒に見極めていけたらいいなと思っています。

御社ならではのイベントや、ユニークな取り組みが非常に多いですね。

コミュニケーションコストは低い方が良いので、水際で止めるように心がけているということです。例えば月1回、半日かけて社員全員が揃って仕事成果の発表会をする全体会を実施。

どの部が何の仕事をしているのかがよく理解でき、知らない人同士でもお互い声がかけやすくなるんですよ。半日かけるのは業務効率が悪いのかもしれませんが、僕は補って余りあると思っていますね。

全体会の後は、各部が持ち回りでケータリングから何から取り仕切ってラウンジで締め会もやります。年2回の営業マンへのスーツ支給は、営業マンは会社の顔であるということから始めたもの。

「本」も申請をすればどんなジャンルであっても会社が購入し、学級文庫のように自由に読めるようにしてあります。志向性が強く出る「本」を共有するのは、まさに「相互理解・価値の交換」で、弊社が一番大切にしている部分でもある。

スーツも本も、今の若い人たちが「分かっちゃいるけどお金を使わない」ものの典型。「買え」「読め」と言ってもなかなか実行できないなら、渡してしまえ!と支給しているものです。

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