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  1. 選考ってどうやるの?はじめての面接官マニュアル

選考ってどうやるの?はじめての面接官マニュアル

JOBSHIL BIZ編集部
はじめての面接官マニュアル
この記事のポイント
  • 面接で応募者に好印象を与える方法をご紹介
  • 面接で聞くべき質問項目をピックアップ
  • 面接のNG発言&行動もチェック

目次

登場人物紹介

エージェント
エージェント
初期費用0円から掲載できる転職サイト「転職ナビ」のエージェント。人員を増やしたい企業の担当者様向けに、採用ノウハウのアドバイスも行っている。
採用担当
採用担当Aさん
ノウハウがないのに採用担当に任命されてしまった中小企業の中堅社員。予算が少ない中で効率的な採用活動をするよう、上司から圧力をかけられている。

これまで面接を受ける側になった経験はあるけれど、その逆を務めたことはない、それなのに突然面接官を任されて、あたふたしてしまう人は少なくありません。

「面接を受ける側よりも、実は面接官をする方が緊張する」という人も多いのだそうです。

確かに、面接官は会社の今後を担う人材を選ぶ役割なので、責任を重く感じてしまうかもしれません。

しかし、面接を円滑に進められることができれば、効率良く応募者を深掘りでき、さらに「こんな会社に入りたい!」と応募者からのイメージアップにつなげることもできます。

また、面接のスムーズな進め方は、心得ておくべきことを押さえて身構えずに取り組めば、決して難しいものではありません。

そこでこの記事では、好印象な面接ノウハウや面接で応募者にするべき質問など「面接官として成功する方法」をご紹介いたします。

面接の目的と面接官の役割をおさらい

まずは「面接をする目的」を改めて考えてみましょう。

本来の目的が分かれば、面接官としてどう振る舞うべきなのかが明らかになっていきます。

①応募者を見極める

面接では「この応募者は社内で活躍できるか」「周りの社員と協力しながら仕事を進められるか」など、入社後を想定して応募者に様々な質問をする必要があります。

そんなことは当たり前だ、と思うかもしれませんが「性別や年齢で、応募者を判断しない」ということを改めて心に留めておきましょう。

②応募者本来の姿を引き出す

履歴書や職務経歴書だけでは、応募者の性格や募集職種への適性など、採用で重要な本質までは分かりません。

そのために、直接話し合うことができる面接が重要なのは、言うまでもないことです。

面接の時間は限られていますが、それでも応募者を本来の姿を引き出すために、話しかけやすい雰囲気づくりをする必要があります。

③入社への動機づけをする

見落としがちですが、内定を出した後に入社するかどうかは応募者の判断に委ねられています。

実は転職活動をする人の約8割が、「面接を受けた後に『この会社に入りたくない』と感じたことがある」といったアンケート結果も。

また、優秀な応募者なら、複数の内定の中から行きたい企業を選ぶ場合もあります。

そのため、好感の持てる面接を行い、応募者から「魅力的な会社」と思ってもらうことがとても大切なのです。

改めて面接官の印象が応募者に与える影響は大きいということが、お分かり頂けたかと思います。

次の章では、本題の面接での好印象の残し方をご案内いたしますね。

好印象な面接官って?

まずは面接官を務める上で、押さえておきたい心得をご紹介します。

面接官の心得

その1:面接官は「会社の顔」であることを忘れない

面接官は応募者が志望企業の選考で出会う、数少ない社員です。

言動はもちろんのこと、身だしなみにも細心の注意を払い、面接に望みましょう。

その2:応募者には敬意を払う

「うちの会社を志望してるんだから」という理由で、上からの立場で応募者に接してしまうのは絶対NGです。

応募者に誠実に接することで「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえれば、自社への志望度もさらに上がります。

中途採用での面接は特に、応募者と企業側が対等にお互いのマッチング度を判断する場です。

そのことを忘れずに、自社に興味を持ってくれた相手へ最大限の敬意を払うように心がけましょう。

この2つを理解した上で、次に面接で好印象を残す方法を見ていきましょう。

面接官が好印象を残すコツ

①事前情報を確認する

履歴書や経歴書を読み込んで面接に臨むことで、「この面接官は、自分に興味を持ってくれている」と応募者に思ってもらうことができます。

さらに履歴書の内容を深掘りすれば、より有意義な面接を行うことができます。

良い人材を見逃してしまわないよう、面接前にはどんなことを質問しようかを考えながら履歴書に目を通しましょう。

②終始笑顔で接する・相槌を打ちながら話を聞く

話し手が聞き手に与える印象について調査したメラビアンの法則では、表情やボディーランゲージなどの「視覚情報」が、話し手の第一印象の半分以上を占めると説いています。

面接も同様で、話し方を工夫することも大切ですが、何より笑顔で接することがとても重要になります。

さらに相槌を打ちながら話を聞くことで、応募者が心を開いて話せる雰囲気を生み出すことができます。

③応募者のペースに合わせて話を聞く

応募者の話を引き出すためには笑顔ももちろん大切ですが、応募者のペースに合わせることも大切です。

面接で質問したいことはたくさんあるとは思いますが、応募者の人となりを理解するためにも、応募者の話すペースを配慮しながら面接を進めて行きましょう。

④応募者が話した内容を要約して返す

応募者の話に対して「つまりこういうことですか?」と内容を要約して返答することで、応募者は自分が話した内容を理解してもらえたと安心できます。

聞いたばかりの内容を要約することは簡単ではありませんが、何についてどんなことを言っているかを整理しながら話を聞く癖を付けると良いでしょう。

⑤面接の結果をフィードバックする

面接内容のフィードバックは、応募者にとって今後の転職活動を続ける上で貴重なアドバイスになります。

慣れない転職活動で悩む応募者にとって「自分に親身になってくれる会社だ」という印象を残すことができます。

その後内定を出す場合も、応募者の入社意向は高くなるはずです。

面接官のNG行為も要チェック

会社の顔としてきちんと振る舞い、応募者に敬意を払うことが好印象を残す結果に繋がります。

とは言え、気をつけてはいても、些細なことがきっかけで応募者に悪い印象を与えてしまうことも事実です。

次にご紹介するNG行為を念頭に入れておくことで、そのリスクを回避しましょう。

面接官としてのNG行為
  • 遅刻をする
  • あくびをする
  • 腕組みをする
  • 背もたれにもたれて座る
  • 目を合わせない
  • 適当な返答をする
  • しかめっ面で話を聞く
  • パソコンを操作しながら話を聞く
  • 応募者の話を否定する
  • 自分のことばかり話す
  • 他社の悪口を言う

この他にも、応募者のストレス耐性を見るという名目で圧迫面接を行うのもお勧めできません。

また、面接官としてNGな質問については、以下の記事も参考にしてみてください。

効果的な面接の進め方

ここまでで、面接官を務めるイメージが湧いてきたでしょうか?
この章では、効果的な面接の進め方をご紹介します。

面接当日の流れ

まずは、面接当日の流れを今一度おさらいしながら、それぞれで気をつけたいポイントをご紹介します。

①応募者入室・挨拶

応募者が部屋に入って来たら、きちんと挨拶できているかなどのマナーをチェックしましょう。

この時に、応募者に対して話しやすい雰囲気を作ることで、これから始まるの面接を円滑に進めることができます。

②履歴書を元にした質問

まずは志望動機や職務経歴など、履歴書に記載されていることについて聞いていきましょう。

応募者のことをより詳しく知るために、既に履歴書に書かれてある内容でも応募者自身で一度説明してもらうことが効果的です。

③適性を見極める質問

一通り履歴書に書かれたことが聞けたら、今度はコミュニケーション能力や募集職種への適性など、履歴書に書かれていないことを掘り下げていきましょう。

④自社の情報提供

自社のことや募集職種の仕事内容、福利厚生などできる限りの情報提供を行いましょう。

包み隠さず誠実に教えることで応募者の志望度が高まるだけでなく、入社後のミスマッチを防ぐことができます。

⑤質疑応答

応募者の質問には、可能な限り答えましょう。

応募者が納得するまで自社の情報を提供することで、入社後の不安を解消することにつながります。

⑥応募者退室・挨拶

最後に面接結果をいつまでに連絡するかを伝えた上で、面接を終了させましょう。

また、退室する前に簡単な雑談を挟むことで、応募者の本音を聞き出せることもあります。

面接で聞くべき質問

ここでは、面接での質問項目を大きく5つに分けてご紹介します。

①アイスブレイク

ここまでで度々お伝えしているように、話しやすい雰囲気を作ることは面接官の務めです。

面接に臨む応募者は緊張している方がほとんどなので、「お仕事帰りで面接に来られたんですか?」などイエス・ノーで答えられるような当たり障りのない質問をすることで場を和ませていきましょう。

また来社への感謝を伝えたり、面接官のあなた自身の自己紹介をすると、応募者の緊張をほぐすことにつながります。

アイスブレイクに役立つ質問集
  • 転職活動を始める前に当社のことは知っていましたか?
  • 筆記試験の出来はどうでしたか?
  • 面接にはどうやって来られたんですか?

②志望動機・成長意欲

志望動機を聞く際には、自社に関するイメージを聞くことでどの程度企業研究をしてきたかが分かります。

企業研究の有無で応募者の志望度も分かりますし、自社へのイメージを知ることで入社後のミスマッチを防ぐことが出来ます。

成長意欲を聞く際には、これまで何の業務を担当して、どのような成果を残したかなど事実をしっかりと聞き出し、その成果にたどり着くまでのプロセスを具体的なエピソードを聞きながら確認していきましょう。

ここでより具体的な事実を聞き出すことで、入社後にきちんと活躍できる人材であるかをきちんと見極めることができます。

志望動機・成長意欲を聞き出す質問集
  • 当社にはどんなイメージをお持ちですか?
  • あなたは当社で、どのようなスキルを活かせると考えていますか?
  • 前職ではどんな瞬間にご自身の成長を感じましたか?
  • 前職で仕事を進める上で、努力してきたことを教えてください
  • プライベートで日々取り組んでいること、学んでいることがあれば教えてください

③コミュニケーション能力

コミュニケーション能力の把握は、履歴書に書かれていない項目ながら、最も重要な要素の一つです。

応募者も自分を良く見せたいという心理がついつい働くので、長所と短所を聞く質問でも、いわゆる聞こえの良い短所しか答えないものです。

だからこそ、前職の上司や同僚からどのような指摘を受けたかを聞くことで、第三者からどのように評価されていたかを確認しましょう。

コミュニケーション能力を聞き出す質問集
  • 社内の人と円滑にコミュニケーションをする上で心がけていることを教えてください
  • 仕事をする上で苦手なタイプの人を教えてください
  • そんな苦手なタイプの人とどのように接することで仕事を進めてきましたか?
  • これまで人間関係で困ったことはありましたか?またどのようにそれを解決しましたか?
  • 前職・現職の上司や先輩はご自身のどのような点を評価していましたか?
  • 前職・現職の上司や先輩はご自身のどのような不足点について指摘していましたか?
  • 仕事を進めるなら、一人とチームならどちらが進めやすいですか?その理由も教えてください。
  • 社外の人と交流はありますか?

④職務適性・ストレス耐性

応募者が相性が良いと感じる仕事の進め方などをしっかり聞くことで、入社後に社内に馴染んで仕事で成果を残せる人材かを見極めましょう。

なかなか聞きにくい質問ではありますが、ここでストレスに感じることや転職理由などを素直に聞くことをお勧めします。

職務適性・ストレス耐性を見極める質問集
  • ご自身の強みを教えてください。当社でならその強みをどう活かせると考えていますか?
  • 募集職種で重要な素質について、ご自身のお考えを教えてください
  • ご自身の人生の挫折体験を教えてください。またそれをどのように乗り越えましたか?
  • ご自身の人生の成功体験を教えてください。またどのような要因が成功につながったとお考えですか?
  • ご自身が仕事を進めやすいと感じるマネジメント方法はありますか?
  • 前職でストレスに感じたことを教えてください
  • 前職を退職しようと思ったきっかけは何ですか?決め手があれば教えてください
  • 今転職を考えている理由を教えてください
  • こんな条件があれば、前職に残ってもいいというものはありますか?
  • (空白期間がある場合)ブランクがある理由を教えて頂けますか?
  • (転職回数が多い場合)転職回数や経験職種が多い理由を教えて頂けますか?

質問内容を入念に考えても、応募者から思うような返答を引き出せない時も多々あります。

そんな時に便利なのが接続的な質問です。

例えばより具体的な説明を聞きたい時には「〇〇の点を分かりやすく話してもらえますか?」や、その決断に至った理由を知りたい時には「〇〇したのはどんな動機があったんですか?」という風に質問して、さらに深掘りしましょう。

面接は、応募者と直接話せる貴重な機会です。
敬意を払うことも大切ですが気になることがあれば、積極的に深掘りしましょう。

まとめ

面接官を務めた経験が少ない方は特にいざ自分が任された時に緊張してしまうのも仕方のないことです。

しかし、どうすれば応募者に好感を持ってもらえるかを念頭におきながら、聞きたいことをしっかり質問できれば、面接官の役割は決して難しいものではありません。

入念に事前準備をすれば、必要以上に緊張しなくて済みます。
この記事を参考にしつつ、身構えずに面接官を務めてもらえたら嬉しいです。

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